信州には、世界中の大自然を舞台に活躍されるアマチュアのアスリートが大勢います。しかし、アマチュア選手の競技費用は自己負担。そんな大変な思いをしながらがんばる信州アスリートを、微力ながら応援したい! そんな思いで『ディーアイシージャパン信州アスリート応援プロジェクト』は始動しました。
澤田 由紀子
“信州アスリート応援プロジェクト” 記念すべき1人目のアスリートは―――
トレイルランナーの澤田由紀子さんです!
澤田さんは宮崎県ご出身で、現在は信濃町にご家族と一緒に移住されています。
トレイルランニング歴は浅いものの、素晴らし成績を数々残し、今や国内を代表するトレイルランナーとなっています。
―ご家族で移住というと大変だったのではないですか?
信州の山に憧れて、親戚も知り合いもいなかったんですが移住しました。何か所か見て回った結果、信濃町がいいなと思って。
―信濃町のいいところはどんなところ?
大自然です!山があって、川があって・・・そういうところですね。
―トレイルランニングを始めたきっかけは?
出産後、健康作りのために始めたランニングからトレイルランニングに出会いました。
―普通のランニングやウォーキングと違って、トレイルランニングってハードルが高い感じがするんですが・・・。
道路を走るランニングと違って、自然の中を走るトレイルランは体にとってもいいんですよ。疲れたら止まっても、歩いてもいいですし。
―そこに飛び込むには、ちょっと勇気がいるといいますか・・・。
その一歩を『えい!』って踏み出さないと、何も始まらないですからね(笑)
―トレイルランを初めて得たもの、変化などありましたか?
自分を客観的に見られるようになったことですね。今、自分がどういう状態なのか、どうしたらいいかというのを見られるようになったことです。
―これは失敗したと思うことはありますか?
あります。でも失敗したとしてもその時に自分の何がいけなかったのか、どう改善すればいいか、自分と向き合って考えられるので失敗は失敗にならないです。
―過酷なレースを続けていて、走るのが嫌になったことはないですか?
ポルトガルの大会の後、1ヶ月くらい走る気になれなくて休んだことがあります。
―戻ってくるきっかけは?
ちょうどワールドカップが開催されて、そこで日本選手の方たちが懸命にプレーしている姿を見て沸き立ったというか・・・。
けっこうそういうことに感化されやすいんです(笑)
―ディーアイシージャパンのイメージはどんな感じですか?
失礼な話なんですが、私はIT企業だって全く知らなくて・・・。移住してきた当時、環境保善団体の活動をしていて、環境問題に取り組んでいる企業を調べていた時に御社を見つけました。当時は怖いもの知らずで、信濃町の店舗(本店)に環境問題のことで話をしたいと連絡したことがあるんです。」
―では、その時からずっと?
いえ、その時は統括とお話させて頂いただけでした。また別のご縁で今回こういった形になりました。
―澤田さんは国内・国外の大会に出場されてますが、遠征費はどのくらいかかるものですか?
安くはないですね。なので、こういったサポートは本当に有難いんです。
―今後もトレイルランは続けていく予定ですか?
日本ではあまりそういった考えがないんですが、『50歳になっても表彰台に立つ!』を目標に続けます。海外では、50歳過ぎても表彰台に上がる方がたくさんいらっしゃるので、私も目指します!
―最後に今後やってみたいことはありますか?
体の使い方・ケアの仕方、日頃の生活での体質改善などの講演ができたらいいなと思っています。アルプスあづみの公園でパネリストとして対談をさせて頂く機会も頂きました。
―今後が益々楽しみです。ご活躍を期待しています。本日はありがとうございました。
[2024年7月1日]
澤田由紀子さんのプロフィール
- 宮崎県日向市出身
- 防衛大学校 理工学部卒業
- 陸上自衛隊に勤務
- 結婚、出産を経て長野県信濃町に移住
- ダイエット目的でゆるゆるラン開始
- 2017年ころからレース参戦
澤田由紀子さんの戦績
2024年 |
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2023年 |
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2022年 |
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2021年 |
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2019年 |
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2018年 |
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中長期の目標(10年)
- 海外の100mileレース参戦
- ニュージーランド2月、クロアチア4月、モーリシャス6月、スペイン7月、韓国10月 etc
- アメリカのグランドスラム参戦